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「ゲーム酔い」って何?3D酔いしない「星のカービィディスカバリー」の魅力

はじめまして!新人さるべえ調査員のOgAzです。

みなさん、ゲームは好きですか?

2022年3月25日、私の大好きなゲームの新作が発売されました。

Nitendo Switch用ソフト「星のカービィディスカバリー」です!

シリーズ初の3Dアクション作品で、突然出現した謎の渦に巻き込まれた主人公「カービィ」が「新世界」を冒険する物語。

3Dゲームと聞いていたので、発売前はひどく危惧していました。

もともと「ゲーム酔い」する体質だったからです。しかし、それは杞憂に終わりました。

「星のカービィディスカバリー」は、3Dゲームながらかわいらしくデフォルメ化され、画面揺れしない工夫がしっかりなされていました。

今回は、ゲーム酔いせずに大人も子どももお兄さんお姉さんも楽しめる、「星のカービィディスカバリー」の魅力をお伝えします!

◇星のカービィシリーズとは?

星のカービィシリーズは、1992年発売のゲームボーイソフト「星のカービィ」を第一作目としたアクションゲームシリーズです。最新作「ディスカバリー」は35作目に当たります。

ピンクの球体に手足が付いた主人公「カービィ」が、自分の住む町や星、世界を守るために戦うストーリー。シリーズによって敵や舞台は変わるけれど、だいたいパターンは同じです。さして深い内容ではないけれど、ファンをひきつけてやまない要因があるんです。

第一の要因は、キャラクターのかわいさです。

赤ちゃんのような愛らしさのカービィはもちろん、敵キャラ人気No.1の「ワドルディ」、孤高の戦士「メタナイト」、宿命のライバル「デデデ大王」など、多彩なキャラクターは、見ているだけでほっこりします。

味方も敵もどこか憎めない、それでいて何ともアクの強いキャラクターたちなのです。

第二の要因は、単純明快な操作性です。

ボタンを押したり長押ししたりという簡単操作で、アクションゲームが苦手な方でもあっという間に引き込まれてしまうのです。

しかも、ボタン操作に対応するアクションがいちいち爽快!ボヨーンと大きくはずんだり、ドン!と大きな星を出したり、敵を四方に吹っ飛ばしたり。

決してゲームが上手くない私でも、「あれ?私って意外と上手じゃない?」と勘違いしてしまうほどなのです。

「ディスカバリー」で登場する新能力「ほおばりヘンケイ」は、さらに痛快です。

道端に落ちている大きな車や三角コーン、土管などを吸い込むと、吸い込んだものの機能が使えるようになり、「皮膚どうなっとんねん?」とツッコみたくなる見た目に早変わり。

このほおばりヘンケイのアクション、3Dを生かした賑やかな動きで超楽しい!特に車が最高で、火の粉を散らしながら爆走して敵を蹴散らすアクションは、何回やってもスカッとします。

ゲームの難易度は決して高くないけれど、プレイする人をとにかく笑顔にしてくれる。それが、星のカービィシリーズの魅力なのです。

◇「ディスカバリー」はカメラワークが固定で酔わない

「メタバース」という言葉も広く知られるようになり、VR(バーチャル・リアリティ)は一般的なものになりつつあります。ゲーム業界の技術革新はすさまじく、ゲームの中に再現される「リアル」はより現実に近づいてきています。

私も最新ゲームは大好きですが、3Dゲームの画面酔いがなかなかツラく、すぐ気持ち悪くなってしまいます。数分に一度、テレビの前でうずくまって耐える苦行の日々…。夫に「そんなにツラいなら、やめたら?」と何度も言われたことがあります。

そんな状態だったので、カービィが3Dアクションになると聞いて、少し身構えました。大好きな作品だし、我慢してやるしかないと。

発売日より前に無料体験版を試せることになり、ゲーム酔いを覚悟しつつダウンロード。そしていざプレイ!となったとき、衝撃を受けました。

「あれ!?画面が揺れない!」

カメラは基本的に固定で、カービィの動きに合わせて自動で動いてくれます。プレイヤーは基本的にカメラワークの必要がなく、上下左右わずかに動かせる程度。でもゲーム内の背景やキャラクターは、奥行きまでしっかり表現できていて違和感がないのです。 目の前に広がるのは、これまでのシリーズの世界観を崩すことなく、立体的に再現された世界。「魅せ方の工夫で、こんなに印象が変わったものになるんだ!」と、とても驚きました。

◇「ゲーム酔い」とはどうして起こるのか?

そもそも「ゲーム酔い」とは、3Dゲームのような立体的なゲームをプレイすることにより、めまいや吐き気、頭痛といった、乗り物酔いに似たような症状を引き起こすことを指します。

2020年にエスエス製薬が実施した実態調査によると、ゲーム酔いを経験したことがある人の割合は、全体の8.2%もいることがわかりました。

ではゲーム酔いとは、いったいどうして起こるのでしょうか。

私たちはいわゆる3D情報を感知するために、目と耳(内耳の三半規管など)、筋肉・関節を使っています。これらの情報を脳が受け取り、今までの経験やパターンに当てはめることで、3Dという立体的な空間を認識できているのです。

一方、3Dゲームの立体情報は視覚情報のみです。視覚以外からの情報がない状態で情報を受け取った脳はパニックを起こし、自律神経が乱され、結果「ゲーム酔い」という形で体に現れるのです。 しかし脳は、情報が欠けていても「それはそれ」としてパターン化・記憶し、徐々に順応していきます。

脳ってすごい!

時間がたつと酔わなくなるメカニズムは、私たちの優秀な脳の順応性によってもたらされているのですね。

◇「ゲーム酔い」しないための対策は?

ゲーム酔いは多くの場合、3D空間でカメラが上下左右に動くことにより脳がバランスを崩して起こりやすくなります。また、ゲーム酔いを起こしやすい環境は、暗い部屋、大画面、不安定な姿勢、体調不良(睡眠不足など)などです。

逆に考えれば、ゲーム酔いしないための対策をするならば

1.部屋を明るくする

2.大画面テレビなどではない小さい画面で見る

3.画面から離れる

4.姿勢をよくする

5.こまめに休憩をとる(長時間プレイしない)

このような行動が有効と考えられます。

視覚と脳の感覚のバランスをうまく取りながら、ゲームをプレイするのが良いということですね。

上記のような対策を試みてもなお具合が悪くなった場合、酔い止め薬を服用するなどの対処が必要ですが、薬を飲むよりは「ゲームをやめる」「体を休める」などの対処療法のほうが体に負担がかかりません。

とまあ、いろいろ説明してきましたが、「ディスカバリー」はゲーム酔いとは無縁のゲームになっています。どうかご安心を!

酔いやすい体質の人間にとって、3Dゲームをプレイするのはなかなか大変です。しかし、技術革新が著しい現代、3Dとの付き合いは避けて通れないものでもあります。うまく慣れて共存して、仲良く付き合っていきたいものですね。

◇まとめ

ゲーム酔いするゲームもそうでないものも、総じて「ゲーム」というものは人生を豊かにしてくれる素晴らしいものです。日々のゲーム時間が充実していれば、毎日はプライスレス。ノーゲーム、ノーライフです!

つまり何を言いたいかというと、「星のカービィディスカバリー」はほんとうに素晴らしい神ゲーなので、どうぞ皆さんぜひプレイしてみてくださいねというお話でした。

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